うつ病
気分の落ち込み『抑うつ気分』
楽しんでいたことが楽しくなくなった『興味喜びの喪失』
やる気が出ない『意欲低下・集中力低下・不眠』
などの症状が2週間以上持続する病気です。
統計上はおよそ100人に6人がかかると言われており、珍しい病気ではありません。
また、女性の方が男性よりも患者数が多い傾向にあります。
就職や進学で新しい環境に足を踏み入れた時や、昇進して業務量やプレッシャーが増えた時、肉親と死別したときなど、仕事や生活の環境変化でストレスが増大して、うつ病にかかることが珍しくありません。
うつ病にかかると上に挙げた症状のほか、常に「自分はダメだ」と感じてしまったり焦りを感じて、いてもたってもいられなくなりすることもあります。また、死にたい気持ちを抱いてしまうことも。
このような症状に苦しんでいる時には、周囲の人からは、常に塞ぎ込んでいる、いつも表情が暗い、ぼーっとしている、落ち着きがない、自己嫌悪に陥っている、なんだか仕事のミスが多くなったなどという風に見えることがあります。
早期に診断、治療することで比較的早く回復することがありますので、気になる症状があった場合は、早めに医療機関へ相談した方が良いでしょう。